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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2018/07/04号 ━━━
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■□■経営に役立つ書籍から■□■
『中小企業のための成功する事業承継』藤間秋男 著
PHP研究所刊(全国書店で販売中)より転載しています。
https://www.amazon.co.jp/dp/4569838537/
※弊社提携先、TOMAコンサルタンツグループ代表取締役で公認会計士の
藤間秋男氏のご厚意により、著作を掲載いたします。
「定款変更などをして、悪意のある人に株が渡らないようにしておく」
実は、株は67%(2/3超)以上所有していても安心はできません。
なぜなら、3%以上持っていると
「会計帳簿閲覧権」などが行使できるからです。
中小企業の帳簿は、きちんとつけていても、
「これは私的流用なのではないか」
と突っ込まれるケースが多々あります。
他にも「株主総会招集権」「解散請求権」など、
さまざまな権利があります。
たとえ自身が過半数以上持っていて、
多数決では勝てるとしても、
それらの処理に追われると、
経営に集中することができません。
時間も費やさなければならないでしょう。
中小企業は株主総会を行わないことがあり、
「株主総会決議不存在の訴え」
などを起こされるレースもあります。
ほんの少しの株であっても、
敵対株主に渡らないよう、定款変更で
「株を相続した場合、相続人に対して買い戻すことができる」
という規定を入れるなど、
将来に備えおくことが重要です。
今はよくても、株は将来、
どのような株主に渡るか予測が不能です。
チャンスがあれば、
今のうちに買い戻しておくことも検討しましょう。
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著者 藤間 秋男(とうま あきお)氏
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公認会計士、税理士、中小企業診断士、行政書士。
TOMAコンサルタンツグループ代表取締役。
慶應義塾大学を卒業後、大手監査法人勤務を経て、
1982年、藤間公認会計士税理士中小企業診断士事務所を開設。
2012年より分社化し、TOMA税理士法人、TOMA社会保険労務士法人、
TOMA監査法人、TOMA行政書士法人、TOMA弁護士法人、
藤間司法書士法人などを母体とするコンサルティングファームを構築。
100年企業創りと事業承継をライフワークとし、関連セミナーを1700回以上開催。
老舗企業を集めたイベント「100年企業サミット」を主宰するほか、
雑誌やテレビ等で老舗企業取材も多数経験。
「中小企業のための成功する事業承継」(PHP研究所)
「どんな危機にも打ち勝つ100年企業の法則」(PHP研究所)
「1/4は捨てなさい!」( ダイヤモンド社)他、著書多数。
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発行:ヒューマンネットワークグループ
ヒューマンネットワーク株式会社
税理士法人東京会計パートナーズ
株式会社東京会計パートナーズ
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