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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2018/08/21号 ━━━
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◇ 経営に役立つ書籍から
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『中小企業のための成功する事業承継』藤間秋男 著
PHP研究所刊(全国書店で販売中)より転載しています。
https://www.amazon.co.jp/dp/4569838537/
※弊社提携先、TOMAコンサルタンツグループ代表取締役で公認会計士の
藤間秋男氏のご厚意により、著作を掲載いたします。
『事業承継は、社長が行う「最後にして最大の仕事」である』
ここ10年で、中小企業数は13%も減少しています。
その原因に、事業承継を機に経営が傾いていったり、
トラブルを抱えたり、
後継者が見つからずに余儀なく廃業することなどがあげられます。
事業承継はそれほど難しいのです。
次の社長にバトンタッチすればいいと
安易に考えてはいけません。
しかし、100年存続する企業を目指そうと思えば、
避けて通れないのが事業承継です。
我々が創業100年以上の老舗経営者から話を伺う
「100年企業サミット」を開催し、
アンケートを取ってみると、
社長ひとりの在任期間は平均約30年でした。
つまり、企業を100年以上存続させようと思えば、
社長は3~4人必要となり、
事業承継は2~3回行われるのです。
事業承継は誰が主体となって行うのでしょうか。
それはもちろん、後継者に譲る立場にある社長です。
後継者に譲ったことをきっかけに、
経営にほころびが出ないよう、
綿密に慎重に計画を立てて行わなければなりません。
継ぐべき後継者に譲った時点で、
社長としての仕事は終わります。
つまり事業承継は社長が行う
「最後にして最大の仕事」なのです。
安易に考えていては、企業は存続しません。
「最後にして最大の仕事」と肝に銘じて、
構えて行ってください。
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著者 藤間 秋男(とうま あきお)氏
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公認会計士、税理士、中小企業診断士、行政書士。
TOMAコンサルタンツグループ代表取締役。
慶應義塾大学を卒業後、大手監査法人勤務を経て、
1982年、藤間公認会計士税理士中小企業診断士事務所を開設。
2012年より分社化し、TOMA税理士法人、TOMA社会保険労務士法人、
TOMA監査法人、TOMA行政書士法人、TOMA弁護士法人、
藤間司法書士法人などを母体とするコンサルティングファームを構築。
100年企業創りと事業承継をライフワークとし、関連セミナーを1700回以上開催。
老舗企業を集めたイベント「100年企業サミット」を主宰するほか、
雑誌やテレビ等で老舗企業取材も多数経験。
「中小企業のための成功する事業承継」(PHP研究所)
「どんな危機にも打ち勝つ100年企業の法則」(PHP研究所)
「1/4は捨てなさい!」( ダイヤモンド社)他、著書多数。
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発行:ヒューマンネットワークグループ
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