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◇◆━━━━━━━━━━━━━━━ 2019/08/28 ━━━━━━
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ヒューマンネットワーク・メールマガジン 350号
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■ 経営に役立つ書籍より
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□■ オーナー社長の税金対策46 ■□
※弊社代表と小林進税理士の共著
『オーナー社長の税金対策』より抜粋して掲載します。
■組織再編と株価評価額■
Q:
組織再編を実施することにより、
株価を引き下げるとはどういうことですか?
POINT:組織再編により評価方法の区分が変更になる場合がある。
業種、規模、従業員数に応じて、
会社の区分(大、中、小)が決まりますので、
株価も変わることがあります。
A:
1.業種を変更する
会社分割により事業の業種を変更した場合、
その業種に応じた類似業種比準価格の算定数値
(国税庁より発表される)を採用するため、
結果として株価が下がることがあります。
(逆に上がることもある)
2.規模を変更する
一般的には会社の規模を大きくすることにより
類似業種比準価格の割合は増加します。
合併などで規模が大きくなった場合、
会社の区分(大、中、小)が変更になり、
類似業種比準価格の割合が増加する分、
株価は下がることになります。
たとえば、従業員数が68人の会社が
2人を追加で雇用することにより、
70人となり大会社の区分に変更され、
株価が大幅に下がる可能性があります。
3.収益力を子会社化する
会社を分割して高収益部門を子会社化することにより、
会社(親会社)の収益力が低下し、
その分、株価が下がることになります。
いずれも、本来の事業の効率化などを目的として
組織再編を行うという視点が重要です。
組織再編をしたために仕事がやり難くなり、
従業員から不満が出てくるようでは、
本来の事業に悪影響を及ぼしてしまいます。
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