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『オーナー企業が続いていくための条件』ヒューマンネットワーク・メールマガジン(通号390号)

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 ◇◆━━━━━━━━━━━━━━━ 2020/06/17 ━━━━━━

  日本全国12,762人の経営者へ配信中!

  ヒューマンネットワーク・メールマガジン 390号

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 ━━━━━━━━━━━━━
 ■ 経営に役立つ書籍より 
 ━━━━━━━━━━━━━
 
 
 □■ 創業家のリスクマネジメント8 ■□
 
 ※弊社代表と福崎弁護士の共著
 『創業家のリスクマネジメント』
 (幻冬舎刊)より抜粋して掲載します。
 
 
 ■ オーナー企業が続いていくための条件 ■
 
 オーナー企業が事業承継を
 乗り越えて続いていくためには、
 次の2点がポイントになります。
 
 ①早くから後継者を育成し、
  円滑な事業承継の準備をしておくこと。
 
 ②後継者は親族だけでなく、
  従業員や外部の人間がなる
  可能性もあること。
 
 ところで、オーナー企業は、
 「経営、家族、株主」
 という3つの立場が相互に連携して
 成立しています。
 
 しかし親族外承継をした場合は、
 このうちの「経営」と
 「家族、株主」とが、
 完全に分離します。
 
 場合によっては
 その利益に反するために、
 トラブルが生じやすくなります。
 
 仮に親族外承継だったとしても、
 カリスマ性ある創業社長が
 目を光らせていたうちは、
 後継社長がおとなしく
 創業家のいうことを
 聞いていたとしても、
 社長が亡くなったあとは、
 創業家に反するような行動によって
 お家騒動になってしまうことも
 実によくあります。
 
 そうなれば、
 会社にとっても、
 家族にとっても不幸ですし、
 最悪の場合は
 会社が傾いてきます。
 
 したがって、
 親族外の人間が事業承継をして
 経営者になる場合もある
 (データ上の可能性として
 その方が高い)
 ことを十分に意識して、
 そうなった時にも家族を守れるような
 事業承継をしなければなりません。
 
 
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