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◇◆━━━━━━━━━━━━━━━ 2020/07/15 ━━━━━━
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ヒューマンネットワーク・メールマガジン 394号
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■ 経営に役立つ書籍より
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□■ 創業家のリスクマネジメント12 ■□
※弊社代表と福崎弁護士の共著
『創業家のリスクマネジメント』
(幻冬舎刊)より抜粋して掲載します。
■ 事業承継の「三本の矢」は折れやすい ■
社長に子供が3人いたとすると、
兄弟3人にほぼ三等分して
分け与えるケースが見受けられます。
想像するに、創業社長は、
戦国武将・毛利元就の
「三本の矢」の逸話のように、
自分の死をきっかけとして、
三兄弟が結束して
会社を守り育ててほしい
と考えているのではないでしょうか。
「兄弟が力を合わせて
会社を守ってほしい」と、
似たようなことをおっしゃる
創業社長のお話をよく聞きます。
しかしほとんどの場合、
「経営権を平等に分け与えれば、
兄弟が力をあわせて
経営に取り組んでくれるはず」
という気持ちは、
逆効果に終わります。
このことをご留意ください。
では、会社と家とを守るために、
社長はどのようにすれば
よいのでしょうか?
整理すると、
次のようになります。
(1)
3人の兄弟のうち、
経営能力、意欲のある人に
経営権(議決権)を集中させる。
(2)
ただし、トラブル防止のため、
3人兄弟に不公平感が生まれないように
財産分与をする。
(3)
そのうえで、相続税、贈与税は、
できるだけ抑えて、
納税資金も用意する。
この3条件を同時に
解決するような対策を、
社長はとるべきなのです。
このことを知らされたのは、
ある相談事例に基づいています。
自分の仕事人生の中で、
最も衝撃的なものとして、
いまも鮮明に記憶に残っています。
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