メルマガの一部を公開しています。
◆━━━━━━━━━━━━━━━ 2020/12/16 ━━━━━━
日本全国12,933人の経営者へ配信中!
ヒューマンネットワーク・メールマガジン 411号
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
━━━━━━━━━━━━━
■ 経営に役立つ書籍より
━━━━━━━━━━━━━
□■ 創業家のリスクマネジメント26 ■□
※弊社代表と福崎弁護士の共著
『創業家のリスクマネジメント』
(幻冬舎刊)より抜粋して掲載します。
■ 自社株は「困った財産」? ■
自社株は「困った財産」?
会社経営に関わらない親族にとって、
自社株は基本的に「困った財産」です。
会社の経営に関わらない人間にとっては、
自社株を相続させてもらっても、
保有する経済的なメリットがなく、
しかも簡単に売ることもできません。
さらに次の相続がくれば、
相続税がかかる可能性があるという、
あらゆる意味で
「困った財産」だということです。
そもそも論で言えば
先代が生きている間に、
株式は100%を事業後継者に
生前贈与しておくとか、
いまなら事業承継税制を使うなどの
対策をしておき、
会社経営に関わらない人には、
別の形での資産だけを
相続すればいいのです。
先代は単純に、
「今後会社が成長していけば、
自社株の価値も上がるのだから、
相続させてやれば喜ぶだろう」
と思うことがあります。
あるいは、
「今は家督相続の時代じゃない。
資産はなるべく平等に分けるべきだ」
と、自社株もなるべく公平に
複数の兄弟姉妹に分け与えようと
考える場合もあります。
しかし、リスクマネジメント
という観点で見ると、
自社株に関しては、
後継者へ集中相続するほうが
絶対に良いのです。
ゆえに、事業承継税制も、
後継者だけに株式を集中させる趣旨で
創設されています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
発行:ヒューマンネットワークグループ
[本社] 〒100-0004
東京都千代田区大手町1-5-1
大手町ファーストスクエアウエストタワー20階
電話:03-6212-5858 FAX:03-6212-5252
お気軽にお問い合わせできるよう複数の窓口を用意しております。