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◆━━━━━━━━━━━━━━━ 2021/03/24 ━━━━━━
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ヒューマンネットワーク・メールマガジン 423号
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■ 経営に役立つ書籍より
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□■ 創業家のリスクマネジメント28 ■□
※弊社代表と福崎弁護士の共著
『創業家のリスクマネジメント』
(幻冬舎刊)より抜粋して掲載します。
■ オーナー企業が続いていくための条件 ■
オーナー企業が事業承継を乗り越えて
続いていくためには、
次の2点がポイントとなります。
(1)早くから後継者を育成し、
円満な事業承継の準備をしておくこと。
(2)後継者は親族だけでなく、
従業員や外部の人間がなる
可能性もあること。
ところで、オーナー企業は、
「経営、家族、株主」
という3つの立場が相互に
連携して成立しています。
しかし親族外承継をした場合には、
このうちの「経営」と
「家族、株主」とが、
完全に分離します。
場合によっては
その利益が反するために、
トラブルが生じやすくなります。
仮に親族外承継だったとしても、
カリスマ性のある創業社長が
目を光らせているうちは、
後継社長がおとなしく
創業家のいうことを聞いていたとしても、
社長が亡くなったあとは、
創業家に反するような行動によって
お家騒動になってしまうことも
実によくあります。
そうなれば、会社にとっても、
家族にとっても不幸ですし、
最悪の場合は会社が傾いてきます。
したがって、親族外の人間が
事業承継をして
経営者になる場合もある
(データ上の可能性としてその方が高い)
ことを十分に意識して、
そうなったときにも
家族を守れるような
事業承継対策をしなければなりません。
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