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◆━━━━━━━━━━━━━━━ 2021/06/09 ━━━━━━
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ヒューマンネットワーク・メールマガジン 433号
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■ 経営に役立つ書籍より
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□■ 創業家のリスクマネジメント38 ■□
※弊社代表と福崎弁護士の共著
『創業家のリスクマネジメント』
(幻冬舎刊)より抜粋して掲載します。
■ 継ぎたくなるような会社をつくる ■
親族内承継にしろ、
親族外承継にしろ、
重要な点は
「継ぎたくなるような会社」をつくる、
ということです。
継ぎたくなるような会社は、
十分な利益を出し、
かつトラブルのタネがない会社です。
トラブルのタネを防ぐことは、
大いに関係してきます。
例えば、株が譲渡されて、
元帳などの会計帳簿を見られたとしても、
過去の経理処理がすべて
適切に行われているのであれば、
恐れることはなにもないはずです。
ところが、現実には、
多くのオーナー企業で、
社長や創業家の私的な出費を
会社の費用として扱っていたり、
意図的ではないにしても、
不適切な処理がなされていたりする
ことがあります。
経理上の問題だけでなく、
セクハラやパワハラ、
残業代の未払いといった、
コンプライアンス上問題のある事態が
放置されている会社も
少なくありません。
例えば残業代の未払いであれば、
時効は2年です。
会計上の不適切な処理であれば
税務調査のとき、
いつ指摘されるかわかりません。
つまり、事業を承継する立場から見れば、
会計やコンプライアンスにおける
リスク要因があれば、
それはいつ爆発するかわからない
「不発弾」を抱えているようなものです。
当然「継ぎたくなるような会社」
にはなりません。
そこで、できる限り
そういった問題や不安要素を
取り除いておくことが重要です。
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