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------------------------------ 2022/05/11 ---------
ヒューマンネットワーク
メールマガジン 480号
日本全国13,110人の経営者へ配信中!
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コロナ禍で迎えた3回目のGW。
皆様はどのように
過ごされたでしょうか。
大型連休明けは
生活リズムが崩れていたり、
なんとなく憂鬱な気分になりがちです。
リフレッシュできた気持ちを
継続させるためには、
どのような対策が有効なのでしょうか?
▽続きは最後に▽
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■ 経営に役立つ書籍より ■
◇ オーナー社長の税金対策65 ◇
※弊社代表と小林進税理士の共著
『オーナー社長の税金対策』より抜粋して掲載します。
◆ 自社株の買い取り資金としての生命保険の活用 ◆
Q:
いま私に万一のことがあった場合、
後継者は相続税の支払いができません。
会社は高収益で株価が高い割に、
個人の現金資産が少ないためです。
このような場合、
どのような対策が考えられますか?
POINT:
会社が自社株を相続人(=後継者)から買い取り、
後継者はその代金を相続税納税に充てる。
A:
1.後継者が相続した自社株を会社が買い取る
オーナー社長が亡くなられて、
後継者が自社株を相続した場合、
その自社株評価額が高いと
多額の相続税がかかり
納税資金が不足することもあります。
そこで、会社が自社株を後継者から買い取れば、
後継者はその代金を
相続税の納税資金に充てることができます。
また、そのほかに代償分割資金として
活用することもできます。
相続した自社株の売却の場合、
後継者が受け取った売却代金は
相続税の申告期間から3年以内であれば
「譲渡所得課税(20%)」の対象となるため、
通常の自社株売却時の「みなし配当課税(最高55%)」
よりも税制面で優遇されます。
更に、下記「2.生命保険の活用方法」
で記載している生命保険に加入しておけば、
死亡保険金を後継者以外が保有する自社株の
買い取り資金として活用することもできます。
また、解約返戻金が十分に貯まる商品であれば、
生前に会社が自社株を買い取るための
資金とすることもできます。
(この場合はみなし配当課税されます)
2.生命保険の活用
会社が自社株を買い取るための財源の準備として、
生命保険を活用できます。
(1)死亡保険金の活用
死亡時に会社に支払われる死亡保険金を
自社株の買い取り資金として活用します。
(2)解約返戻金の活用
社長が健康上の問題などで
保険に加入できない場合には、
社長以外の役員が被保険者となり、
自社株買取時に解約した
解約返戻金を買い取り資金として活用します。
<契約形態>
契約者 :法人
被保険者 :社長/役員・従業員
死亡保険金受取人:法人
<自社株の買取要件>
取得期間 :制限なし
取得株数限度 :制限なし
取得財産 :取得価格の総額が余剰金分配金額の
範囲内であること
株主総会 :定時又は臨時株主総会の決議を要する
取得株式の処分:処分の必要はない
※未公開会社の場合や
特定の株主から買い受ける場合
株主総会の特別決議が必要です
※「自社株に対する相続税額」を
保険金額に設定することも考えられます。
ただし、その場合には後継者が
受け取った代金に対して課税される分、
手取りが少なくなることに留意する必要があります。
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△冒頭からの続き△■しっかり朝食をとる朝食をしっかりとることで、体内時計がリセットされ、崩れた生活リズムを取り戻すことができます。■アロマの香りをかぐアロマの香りにはリラックス効果やストレス解消など様々な効果があります。■筋トレをする仕事前に筋トレをすることで、集中力の向上・ストレスへの耐性が向上します。連休明けを期に、改めて健康を意識した生活を心がけてみてはいかがでしょうか。最後までお読みくださいまして、有難うございました。---------------------------------- 発行:ヒューマンネットワークグループ [本社] 〒100-0004東京都千代田区大手町1-5-1大手町ファーストスクエアウエストタワー20階電話:03-6212-5858 FAX:03-6212-5252