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------------------------------ 2023/01/25 ---------
ヒューマンネットワーク
メールマガジン 516号
日本全国 13,181人の経営者へ配信中!
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お正月から年度末にかけて
お忙しい方も多いのではないでしょうか。
ご存知の通り、日本の会計年度は
4月1日から翌年3月31日まで。
会計年度を含め、我が国では
4月から新年度が始まりますが、
それはなぜなのか、
気になって調べてみました。
国立公文書館によると、
「年度」は、明治時代の会計年度が
元になっているそうです。
当初から4月始まりだったわけでなく、
明治政府により会計年度が初めて制度化された
明治2年(1869)は10月始まりでした。
▽続きは最後に▽
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■ 経営に役立つ書籍より ■
※弊社代表自身が、読んで感銘を受けた書籍から
一部を抜粋してご紹介させていただきます。
『幸せの順番
~あなたがうまくいっていないのはなぜか~』
鳥飼重和氏著より
『人間の可能性は無限と信じる』
南宋時代の詩人、蘇軾の有名な詩に、
「無一無中無尽蔵、
花あり月あり楼台あり」
という一節があります。
もともとは禅宗の教えで、
「何事にも執着しない無の境地に至れば、
大いなる無限の世界が広がってくる。
この地上の美も宇宙の神秘も、
人の持つ英知も全てが自分の手の中に」
というような意味です。
この短い漢詩の中には、
ほかのさまざまな意味も
読み取ることができます。
私は「人は何も持っていない
裸の状態(無一物)で生まれてくるが、
想像力を発揮することで何でも
手にすることができる(無尽蔵)」
というふうに理解しています。
本から顔を上げ、
あなたの身の回りを見回してください。
ペン、ノート、パソコン、
電話、机、カップ、洋服...。
生き物を除いたら、
そこにあるものは全部
人間が作ったものじゃないですか?
つまり、身の回りの
ほとんどすべてのものは、
人間の想像力が発想し、
実現したいという思いが形となった
人間の創造物なのです。
想像力という素晴らしい力を
授けられて生まれた人間は、
それ自体で奇跡のようなものです。
それをありがたいと感じ、
常に感謝する習慣を持つこと。
そして、「自分は神様から
このような力を託されて
生まれてきたのだから、
この無限の可能性を十分に使うことで、
何でもできる、
何もおそれることはない」
と確信を持てばいいのです。
これが、幸せになれる自分づくりの
いわば基礎工事となるのです。
(TAC出版刊『幸せの順番』より引用)
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著者 弁護士 鳥飼 重和(とりかい しげかず)氏
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鳥飼総合法律事務所代表弁護士。
中央大学法学部卒業。
税理士事務所勤務後、司法試験に合格。
日本経済新聞社が以前に調査した
「企業が選ぶ弁護士ランキング」では、
「税務部門」で第1位に選ばれた日本を代表する弁護士の一人。
経営・法務・税務の統合による、
新しい実務のあり方を提案し続けている専門家。
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△冒頭からの続き△
4月始まりになったのは、
明治19年だそうです。
当時、国権強化策から軍事費が激増し、
収支の悪化が顕著になりました。
ゆえ、大蔵卿の松方正義は対策を講じます。
任期中の赤字を削減するために、
次年度の予算の一部を
今年度に繰り上げる施策を実施し、
会計年度のスタートを
4月開始に法改正したのです。
この会計年度にあわせる形で、
学校などの新年度も
4月開始になっていき、
現在まで続いているようです。
最後までお読みくださいまして、有難うございました。
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