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『人情の機微をわきまえる』ヒューマンネットワーク・メールマガジン(通号570号)

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------------------------------ 2024/02/21 ---------


 ヒューマンネットワーク
 メールマガジン 570号

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■ 経営に役立つ書籍より ■

※弊社代表自身が、読んで参考になった書籍、
松下幸之助の『人を活かす12の鉄則』より
一部を抜粋してご紹介させていただきます。

 ■人を活かす12の鉄則「松下幸之助」より

『人情の機微をわきまえる』

以前、このような話を聞いたことがあります。
それは、明治政府ができて、
はじめて所得税というものが
設けられたときのことです。

当時、大阪ミナミの宗右衛門町に
富田屋という一流の
お茶屋がありました。

その富田屋にある日、
大阪の名高い町人というか、
いわゆるお金持ちの人たちが、
大阪の税務署から招待されたというのです。

お金持ちたちは、
招待とはいうものの、
今よりもはるかに強い権力をもっていた
お役所からの招きです。

いったい何ごとかと
不安な気持ちを抱きつつ、
かしこまって座敷に座っていました。

そこへ出てきたのが、
税務署長とおぼしき人物。

ところがその人は正面の
床の間を背にした席ではなく、
いわゆる末席にピタリと座って、
「本日わざわざお越しいただいたのは
ほかでもありません。
このたび皆さんの収入に応じて
所得税というものを新たに
納めていただくことになりました。
ついてはよろしく...」
とあいさつをし、
一席ふるまったというのです。

それだけの話ですが、
これを聞いたとき、
そこにある種の味わいを感じました。

というのは、いわゆる官尊民卑の
風潮が強かった当時のことですから、
新しい税制をつくるにも、
通達を出すなり
お役所へ呼びつけて命令しても、
それはそれで通るわけです。

ところがそういうことはせずに、
税務署長みずからが丁重に
礼を尽くして趣旨を説明し
協力を求めた。

そこに、何かしら人情の
機微にふれた心くばり
といったものが感じられて、
心あたたまる気分になったのです。

私は、こうした人情の機微に
ふれる態度や配慮というものが、
お互いの日々の生活においても、
やはり大切ではないかと思います。

(PHP総合研究所編『人を活かす12の鉄則』より)


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