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------------------------------ 2024/11/20 ---------
ヒューマンネットワーク
メールマガジン 606号
日本全国13,166人の経営者へ配信中!
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急に寒くなり、
いよいよ年末の雰囲気が漂い始めました。
今年の世相を映した言葉に贈られる
「2024ユーキャン新語・流行語大賞」
の発表も近づいています。
ノミネートされた30語を見ていると、
「新紙幣」の発行や、
パリ五輪で総合馬術団体の日本代表
「初老ジャパン」が
銅メダルを獲得したことなど、
今年の出来事だったのか!
と改めて驚かされます。
さて、ノミネート語の一つ、
「マイナ保険証一本化」といえば、
いよいよ12月2日から
現行の健康保険証が
発行されなくなります。
▽続きは最後に▽
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■ 経営に役立つレポートより ■
□ 役員報酬と退職金のベストバランス □
※好評いただいたオリジナル特別レポート
『役員報酬と退職金のベストバランス』より
抜粋して掲載します。
『役員退職金のメリットは大きい』
所得の種類は大きく分けて10通りあり、
なかでも税効果(手取りが多くなる)
ナンバー1は「退職所得」、
ナンバー2が「一時所得」といわれています。
「役員退職金のメリット」ですが、
これは何といっても、
役員賞与や役員報酬よりも、
「税制上のメリットがある」
ということに尽きます。
それも、「役員退職金を支払う法人」、
「それを受け取る個人」の両者に
税制上のメリットがあるのです。
法人においては、税務署から
過大に評価されない範囲内で、
役員退職金の全額損金算入が
認められています。
個人では、所得税の実質税率が
役員賞与・役員報酬よりも
低くなります。
では、実際に、
役員賞与・役員報酬・役員退職金の
法人税や所得税を比較してみましょう
仮に1億円の利益が出た場合に、
利益処分として役員賞与を
支給しようとすると、
事前確定届出給与と
利益連動給与以外は
損金算入できません。
ゆえ、法人税3,400 万円を支払った後の
残金である6,600 万円を
役員賞与として支給することとします。
その場合、所得税等の額は
3,150 万円になります
(税率を55%として
控除額480万円を差し引く)。
そのため、最終的な
個人の手取り額は
「3,450 万円」になります。
次に1億円を役員報酬とした場合ですが、
これは不相当に高額でなければ
全額損金算入できます。
所得税等の額は約5,020 万円で、
最終的な個人の手取り額は、
「4,980 万円」になります。
(社会保険料等を加味して計算しています)
最後に1億円を役員退職金にした場合、
こちらも不相当に高額でなければ、
全額損金算入でき、さらに所得税等が
1,858万円しか発生しないため、
手取り額は「8,142 万円(30年在任時)」です。
つまり、役員賞与と
役員退職金を比べると、
手取り額が2倍以上になるのです。
役員報酬と比べても、
役員退職金による手取り額の方が
3,162 万円も多いことになります。
では、役員退職金という制度を
最大限に有効活用するには、
何がベストでしょうか?
ご関心のある方は、お問い合わせください。
※税法上の取扱いについては、記事投稿時の税制によるものです。
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最新情報
『役員退職金』死亡退職金の支払い方で税金が変わる?
こちらからお聴きください
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△冒頭からの続き△
発行済みの健康保険証が利用できるのは、
2024年12月2日以降、最長で1年間。
マイナ保険証を持っていない方は
資格確認書が交付されるそうです。
私も先日、
病院でマイナ保険証の
利用登録をしてみました。
院内に設置されている
カードリーダーでの登録作業は
思いのほか簡単で、
ほんの数分で完了したのが印象的でした。
話を戻して、
「2024ユーキャン新語・流行語大賞」の
年間大賞とトップ10は
12月2日に発表されるそうです。
どの言葉が選ばれるのでしょうか?
最後までお読みくださいまして、
有難うございました。
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