メルマガの一部を公開しています。
------------------------------ 2024/12/04 ---------
ヒューマンネットワーク
メールマガジン 608号
日本全国13,168人の経営者へ配信中!
----------------------------------------------------
今年も12月に入り、
残すところ1か月を切りました。
街中の至るところで
クリスマスのイルミネーションを
見かけるようになりました。
キラキラ輝く
イルミネーションを眺めると、
「もう今年も終わりか」と
焦りを感じることもあります。
一方で、心を彩り、
ワクワクした気分にさせてくれます。
このようなイルミネーション、
いつ・どこで始まったのか
起源をご存知でしょうか。
▽続きは最後に記載しております。▽
------------------------------------------------
■ 経営に役立つ書籍より ■
□ 創業家のリスクマネジメント □
※弊社代表と福﨑弁護士の共著
『創業家のリスクマネジメント』
(幻冬舎刊)より、以前に掲載した内容から
アンコールとして掲載します。
『事業承継成功のカギは「分散対策」』
事業承継の際には、
「自社株対策」が重要だということは、
ご存知の方も多いと思います。
自社株対策には、大きく分けて、
「自社株分散対策」と
「自社株評価対策」の
2つの面があります。
オーナー企業の
リスクマネジメントにおける
トラブル防止という視点から
より重要となるのが、
前者の自社株分散対策です。
後者の自社株評価対策は、
高騰してしまった自社株の
評価を下げて、
相続税評価を下げるという、
相続税対策の意味合いが
強くなります。
もちろん、結果的にそれが
創業家のトラブルに結びつく
こともありますので、
そちらも注意しなければ
ならないのですが、
より直接的に深刻な
トラブルの要因となるのは、
自社株分散の方です。
相続税は、いくら高いといっても、
最高税率で55%です。
100%取られてしまう
わけではありません。
無駄に多額の税金を支払う
必要はありませんが、
最終的には払うべきものは
払えばいいと腹を括れば、
さして問題にならない
ともいえます。
正しく事業が承継され、
利益を出し続けていければ、
すぐにリカバリーできるでしょう。
しかし親族内、
あるいは創業家一族と
会社の間に深刻なトラブルが
生じてしまうと、
それは簡単には修復できません。
私自身も実際に
家族との相続争いの
経験があるため
確信を持って言えますが、
人間関係に生じた亀裂は、
おそらく一生もとに戻りません。
親族が対立し、
「財産が全部なくなろうが
会社をつぶそうがかまわない。
それよりあいつだけは
絶対許さない」
という怨念を抱えて、
何年も裁判を続けている人たちも、
私はたくさん見てきました。
あなたやあなたの家族が
そうならないためには、
自社株対策においても、
とにかく「トラブル防止」を
第一に考えるということを、
肝に銘じてください。
----------------------------------------------------
△冒頭からの続き△
イルミネーションの起源は、
16世紀にまでさかのぼります。
宗教改革で知られるドイツ人、
マルティン・ルターが
始めたとされています。
クリスマス・イヴの夜、
ミサの帰り道でルターは、
森の中から見た美しい星空に感動し、
「子どもたちにもこの光景を見せたい」
と思い立ちました。
そこで、星空を再現しようと、
モミの木にロウソクを立て、
幻想的な空間を作り出したのです。
これがイルミネーションの起源
とされています。
毎年目にするイルミネーションも、
その起源を知ると、
また違った楽しみ方ができそうですね。
最後までお読みくださいまして、
有難うございました。
----------------------------------------------------
発行:ヒューマンネットワークグループ
[本社] 〒100-0004
東京都千代田区大手町1-5-1
大手町ファーストスクエアウエストタワー20階
電話:03-6212-5858 FAX:03-6212-5252
お気軽にお問い合わせできるよう複数の窓口を用意しております。