『社長の貸付金放棄、ここに落とし穴が！』ヒューマンネットワーク・メールマガジン(通号616号)

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2月3日は節分でした。
節分には「季節を分ける」
という意味があり、
節分の翌日は立春で、
暦の上では、春の始まりです。

さて、節分といえば、
豆まきが思い浮かびますが、
今年は豆まきをされましたか？

邪気を払い、無病息災を願う
伝統的な行事として、
今も多くの家庭で親しまれています。

この豆をまく習慣は、
室町時代に始まったとされています。
豆＝魔目（鬼の目）を滅ぼす
ということに由来している
という説があるそうです。

また、豆まきの掛け声といえば、、
「鬼は外」「福は内」が一般的ですが、
地域によって違うのをご存知でしょうか。

▽続きは最後に▽

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■　成功を支える健康習慣、今すぐ実践！　■

前回、健康を経営課題として捉える
ということについて触れましたが、
改めて健康増進に効果的な方法を
以下にまとめたいと思います。

というのも、先日私の友人が
思わぬ病に倒れ、急遽、
手術を受けることになったのです。
この出来事を通じて、
日頃の健康習慣の重要性を
強く意識させられました。

そこでまず、適度な運動を日常生活に
取り入れることが重要です。
毎日のウォーキングや
軽いジョギング、ストレッチは、
体力向上だけでなく、
ストレス軽減にも役立ちます。

さらに、食事の見直しも効果的です。
バランスの取れた食事を心掛け、
特に野菜や果物を多く摂取することで、
免疫力を高め、体調を維持できます。

また、十分な睡眠も欠かせません。
質の良い睡眠は、
脳の疲労回復や
集中力の向上に繋がります。

精神的な健康も大切です。
仕事の合間に
リラックスする時間を持つことや、
趣味を楽しむことも有効です。

定期的に休暇を取ることで
リフレッシュし、
長期的に健康を
維持することができます。

どれも当たり前のことですが、
改めて意識して、実践することで、
日々の生活や仕事の質を
高めることにつながるでしょう。

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■　経営に役立つ書籍より　■

□　創業家のリスクマネジメント　□

※弊社代表と福﨑弁護士の共著
『創業家のリスクマネジメント』
（幻冬舎刊）より、以前に掲載した内容から
アンコールとして掲載します。

『社長の貸付金放棄、ここに落とし穴が！』

決算書の「内訳書」を確認し、
社長からの多額の借入金が
存在することがわかった場合、
早めに対策をする必要があります。

会社の現預金に十分な返済余力があり、
返済しても運転資金に
困らないのであれば、
すぐに返済すべきです。

問題は、返済をしたくても、
その余力が会社にない場合です。
この場合、対策方法はいくつかありますが、
ここでは、貸付金債権の放棄を紹介します。

債権放棄とは、貸主が借主に対して
「お金を返さなくてもいいよ」と、
いわゆる借金棒引きにする方法です。

これは借主からすれば
「お金をもらった」のと実質的に
同じ意味を持ちます。

そのため税務上、
借主である会社には、
「債務免除益」という益金が発生し、
その分の法人税課税が生じます。

そこで、繰越欠損金がある会社であれば
その欠損金の範囲内で、
また、税引前当期損失になる会社であれば、
その損失の範囲内で債権放棄をします。

なお、この処理を行う場合、
債権放棄をした日時を明確に示すために、
社長が内容証明郵便で
「債権放棄通知書」を
会社に通達するなどの手続きが必要です。

社長が亡くなって
相続が発生してから、
さかのぼって使うことはできません。

なお、会社が債務超過の場合、
債権放棄で債務超過が解消されると、
株式の価値が上昇します。

すると、その株式の価値上昇分が
株主への贈与（みなし贈与）と判定されて、
贈与税が課される場合があります。

債権放棄をする社長本人が
株式を100%保有している場合は無関係ですが、
ほかの株主がいる場合は
その点にも留意しなければなりません。

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△冒頭からの続き△

千葉県の成田山新勝寺では、
掛け声は「福は内」のみ。
祀っている不動明王が、
常に鬼を追い払っているから
「鬼は外」はいらないそうです。

また、群馬県鬼石地区では、
「福は内」「鬼は内」
と言いながら豆をまくそうです。

鬼が投げた石で街ができた、
という言い伝えから、
良い鬼もいるのでそれを呼び込む
という優しい考え方です。

その他、福島県二本松市、
伊勢志摩地域・紀伊半島、
秩父市三峯神社などでも、
その地域ならではの、
独特な掛け声があるようです。

最後までお読みくださいまして、
有難うございました。

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