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ヒューマンネットワーク メールマガジン 626号 日本全国13,167 人の経営者へ配信中!----------------------------------------------------今日、4月16日は「エスプレッソの日」というのをご存知でしょうか。エスプレッソは、1906年4月イタリアで開かれたミラノ万博で、Bezzera(ベゼラ社)が「Caffe Espresso」と表記して提供したのが始まりとされています。その後、コーヒーマシンメーカーのデロンギ・ジャパン株式会社が、4月16日を記念日として制定しました。▽続きは最後に▽----------------------------------------------------■ 経営に役立つ書籍より ■□ 創業家のリスクマネジメント □※弊社代表と福﨑弁護士の共著『創業家のリスクマネジメント』(幻冬舎刊)より、以前に掲載した内容からアンコールとして掲載します。『決算書の盲点!貸付金が相続税に化ける日』社長の会社への貸付金が、膨らんでしまって「貸付金2億円」となってしまったある会社の悲劇を紹介します。相続人が驚いたのは、その会社への貸付金はすべてが相続財産となり相続税の課税対象になると、税理士から告げられたことです。その話を税理士から聞いた相続人の一人Bさんは、「会社に余分な資産はありませんし、今期、来期とも赤字見込みで、そのお金を全額返してもらえる目途はまったくありません」と、愕然としました。計算してみると、その期の会社の決算は、2億円の当期純損失になる見込みでした。到底、2億円の借入金を相続人に返済する資金の余裕はありません。そして、返済されない2億円にかかる相続税は、単純に税率55%で考えると、1億1000万円にもなります。実際には、配偶者の控除が大きく使えるので、そこまでの税額にはなりませんが、それでも数千万円も税額が増えてしまいました。まったくの無駄金です。がっくりと肩を落とすBさんに、税理士は、「会社の決算書はご覧になっていなかったのですか?」とたずねました。それに対してBさんは、「父は決算書を見せてくれなかったので、会社への貸付がこんなにあることはまったく知りませんでした。それに、父は貸付金が、相続財産になることも、知らなかったのだろうと思います。知っていれば、なにか対策をしていたはずですから」と返答しました。「社長は親心で、ご自分の代でなんとか会社の業績を立て直してから、承継させたかったのかもしれないですね」と、税理士はなぐさめの言葉をかけました。社長が毎年きちんと、決算書をBさんに見せて、社長とBさんがそこに記載された役員貸付金の意味をきちんと理解していれば、いくらでも事前の手は打てただろうに...。税理士はそう思ったものの、口に出しませんでした。言ったところで、時間は元には戻らないからです。会社への貸付金により、思いのほか、相続人が苦労するケースがあります。くれぐれもご留意ください。----------------------------------------------------△冒頭からの続き△コーヒー好きの方はご存知の通り、エスプレッソとは、専用マシンで豆に圧力をかけ、短時間で抽出する濃厚なコーヒーです。本場イタリアでは、砂糖をたっぷり入れて軽く混ぜ、香りが飛ぶ前に一気に飲み切るとのこと。残った砂糖をスプーンですくってスイーツのように味わったり、トニックウォーターを加えて「エスプレッソトニック」として口当たりを楽しむそうです。日本ではあまり見かけませんが、興味があれば本場イタリア風に楽しんでみてはいかがでしょうか。最後までお読みくださいまして、有難うございました。----------------------------------------------------発行:ヒューマンネットワークグループ[本社] 〒100-0004東京都千代田区大手町1-5-1大手町ファーストスクエアウエストタワー20階電話:03-6212-5858 FAX:03-6212-5252

