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経営者の誤解-その2

※税法上の取扱いについては、ブログ投稿時の税制によるものです。

会社に『お金が何故残らないか』ということについて、
経営者の誤解-その②です。

売上を増やせば、果たして資金繰りも良くなるでしょうか。
当たり前の話なのですが、
売上が増えたとしても回収ができなければ
お金は増えません。

ここで言えることは
先ず、売掛金などの信用供与が大きいということです。

例えば、売上の代金は翌々月末(2ヵ月後)入金、
仕入代金は翌月末(1ヵ月後)支払、
という条件で取引しているとします。

商品の売り上げが1000万円、
これの仕入代金が700万円なら、
300万円の利益が上がります。

しかし、1ヵ月後を見てみましょう。
1000万円売り上げたにもかかわらず、入金は来月です。

一方、仕入代金は今月支払いなので、
700万円は入金の前に先に
支払わなければなりません。

今月の現金収支はマイナス700万円。
すなわち、手持ちのキャッシュが減ってしまいました。

そして、仮に売上を10倍に増やしたとしたらどうでしょうか。
現金収支はマイナス7000万円になってしまいます。
つまり、売上を増やせば増やすほど
資金繰りが苦しくなるという訳です。

次に、売上を伸ばすためには、
商品の種類を増やしていくことや、
販売する店舗を増やすことが必要かと思います。

すると、どうしても必然的に在庫が増え、
増加した在庫に対応した資金が拘束されてしまいます。
「売上を増やせば資金繰りも良くなるとは限らない。」
といえるのです。

毎年、利益計画や資金計画は立ててらっしゃいますか?
計画段階からこうした収支を予想し、
計算することは非常に重要です。

例えば、
◎事前に今月の売上のいくらまでなら3ヵ月後入金でも大丈夫か
◎銀行から融通資金をいくら借りる必要があるか
などあらかじめ決めておかなければなりません。

次回に続きます。

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