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2006年07月19日 ※税法上の取扱いについては、ブログ投稿時の税制によるものです。
会社に『何故お金が残らないか』ということについて、
経営者の誤解-その③です。
果たして、節税しなければお金は増えないのでしょうか。
そのまま納税していては駄目なのでしょうか。
まず、税額を減らすためには「利益」も減らさなければなりません。
だからといって売上を減らすことはしないでしょう。
結局、利益を減らすために費用を増やすということになります。
【費用を増やせば、キャッシュを支払うことになる】
例えば、1000万円の利益が出てそのまま申告すると約400万円
(実効税率40%とした場合)の税金がかかります。
そこで1,000万円の費用を追加し、利益を0にすると
約400万円の税金を減らすことができます。
税金を減らすことができれば得をしたように思いますが、
1000万円の費用を計上するということは1000万円の支出が伴い、
結果キャッシュが1000万円減ることになります。
1000万円の支出と400万円の支出。
どちらの方がキャッシュを残せるかは明白です。
すなわち「節税しなければお金が増えない、とは限らない」
のではないでしょうか。
必要な支出を前倒しで行うなどの節税はもちろんやるべきです。
しかし、節税のためにキャッシュを減らすのは考え物でしょう。
この場合、「キャッシュが減らない節税」を考えなければなりません。
が、キャッシュが減る節税方法はいろいろあるけれども、
キャッシュの減らない節税方法は限られてきます。
節税という言葉に惑わされてしまうことは禁物です。
気を取られ、キャッシュを減らさないようにお気をつけください。
次回は、これらの勘違いから脱却するためのツール
「キャッシュフロー計算書」について書きたいと思います。
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