2020年03月24日 ※税法上の取扱いについては、左の日付時の税制によるものです。
事業承継につまずくもう一つの理由は、
オーナー経営者の場合、ワンマン経営が多いということです。]
小さなことから大きなことまで、すべて社長が決定し、
トップダウンで指示を出します。
長年の経験や勘が判断を大きく左右することも多いでしょう。
そのような「社長ありき」の会社を誰が引き継ぐことができるでしょうか。
たとえ、社長の息子であっても困難です。
経営者の息子が経営者の器とは限りません。
しかし、ワンマン経営が悪いというわけではありません。
一般的には、中小企業の場合むしろワンマン経営の方が業績は伸びていきます。
中小企業がボトムアップで会社の戦略を決めていくのは難しいものです。
ワンマン経営こそ、中小企業の成長の秘訣とさえいえます。
そう考えると、業績のよい中小企業がスムーズに事業承継を行い、
さらに業績を伸ばしていくことは不可能ではないか、と感じてしまいます。
しかし、それを成し遂げているオーナー経営者もいるのです。
それはどんな人でしょうか。
一言でいえば、早めに事業承継対策を講じてきたオーナー経営者です。
あるときまではワンマン経営で業績を伸ばしていき、
事業承継を意識し始めたときから、
自分がいなくても会社が回る仕組みづくりに力を入れていく―。
そんな中小企業は世代を超えて成長していきます。
そして、中小企業から大企業へと発展していくのです。
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