2020年03月26日 ※税法上の取扱いについては、左の日付時の税制によるものです。
退職後のことをしっかりと意識して
日々を過ごしているオーナー経営者は少ないでしょう。
売り上げや利益、社員教育にすべてのエネルギーを費し、
自分の将来をないがしろにしていることが多いのです。
数多くのオーナー経営者と関わってきて感じるのは、
退職後のことを意識しているか、
していないかで大きな差がつくということです。
たとえ経営者としては成功しても、将来のことを後回しにしてしまえば、
退職後もお金のことに振り回され続けます。
逆に、将来の準備をきちんとしてきた経営者は自分だけでなく、
会社、家族の三方に財産を残すことができます。
業績のよい会社の経営者であれば、得意分野で稼ぐ能力には長けているでしょう。
しかし、稼ぐのがいくら上手でも、「残す」のが上手でなければ、
人生としては成功といえないのではないでしょうか。
特に、50代、60代を迎えたオーナー経営者は、
一年一年をどう過ごすかが非常に大事です。
退職後の生活をイメージしたうえで将来設計をし、
それに沿って準備できたかどうかで大きな差がつきます。
オーナー経営者に「準備をしていますか?」と問えば、
「私はすでに将来の準備をしている」という人もいます。
しかし、その中身を聞くと、
ほとんどの経営者が「間違った準備」をしているのです。
仮に将来の準備をしていても、
間違った準備ではしていないのと同じです。
なぜ、このような間違った準備をしているのかと問うと、
「専門書を参考にした」あるいは
「顧問税理士にアドバイスされた」といった答えが多いのです。
専門書や専門家が提供する情報は、机上の理論であることが多く、
現実と合っていないこともあります。
それを鵜呑みにして退職後の生活や相続を台無しにしてしまうのは
もったいないのでないでしょうか。
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