生命保険の一括契約照会サービス、開始

※税法上の取扱いについては、ブログ投稿時の税制によるものです。

17112746.jpg

こんにちは。

サポート部の岡本です。


先日、弟が両肘骨折の怪我をしました。

母に「保険には加入しているの?」と聞いたところ、

「私は管理していないから、分からない」との返答。

帰宅してすぐに、自宅の引き出しの捜索にかかりました。


せっかく加入した保険でも、もしもの際に利用できなければ意味がありません。

そこで本日は、家族がもしもの事態に陥ったとき、

生命保険への加入の有無を調べることのできるサービスを紹介します。



<目次>
・「生命保険契約照会制度」について
・照会事由・注意事項について
・おわりに




「生命保険契約照会制度」について

2021年7月1日、生命保険協会にて、

保険契約の有無を紹介するサービス「生命保険契約照会制度」が開始されました。

このサービスでは、40社を超える保険会社の中から、

生命保険協会がお客様に代わって、保険会社各社に生命保険契約の有無を確認します。


昨今の超高齢化社会において、一人暮らしの高齢者の死亡や認知症の発症により、

本人もご家族も保険契約を把握しきれないケースの増加が想定されております。

この制度の活用により、貰えるはずの保険金の請求漏れを、

未然に防ぐことへの効果が期待されています。



照会事由・注意事項について

「生命保険契約照会制度」の照会事由は大きく分けて2つあります。


【平時】※1件当たり3,000円の利用料が発生します

・死亡したとき

・認知判断能力の低下が見られたとき


【災害時】※利用料は発生しません

・死亡もしくは行方不明のとき



保険契約の照会を行うことのできるサービスではありますが、

照会対象となる契約は有効中の個人保険のみで、

法人契約の保険や支払開始後の年金保険、

保険金が据え置きとなっている契約は照会することができません。


また、照会は契約の有無に限定され、保険種類の調査や保険金請求の代行はできません。

その他、ご留意いただきたい事項がございます。

詳細は生命保険協会のホームページをご確認ください。

https://www.seiho.or.jp/contact/inquiry/



おわりに

「法人でかけている保険は会社で管理しているから大丈夫」とお考えの経営者様でも、

法人から個人に名義を移した契約や、ご家族が加入されている保険について、

十分に把握されている方は少ないのではないでしょうか。

万が一の際には、お役立ていただければ幸いです。


弊社でご加入いただいたご契約に関しましては、責任を持って対応いたします。

いつでもお気軽にお問い合わせください。






まずはご相談下さい

豊富な経験を持った専門の担当者が、相続・事業承継・税務等のご相談にお応えいたします。お急ぎの場合はお電話ください。
オンライン相談ならインターネットを使って、日本全国どこからでもご相談いただけます。
営業時間外は、お問い合わせフォームをご利用ください。翌営業日に折り返しお電話もしくはメールにてご連絡申し上げます。

お電話での相談はこちら

【受付時間】平日9:30~16:50

東京
0120-533-336
大阪
0120-540-570